25, 06. 2020 消えた白花品川萩
昨朝の雲は薄紙を剥ぐ様に次第に薄れ、弱い青ながら青空が広がった。今日から1週間、日差しが望めぬ予報が出ているので、陽を浴びて来ようと夕食の素材を買求めに出かけた。前日南廻りで、浅漬けの素材を買求めに出かけたので、北を廻って行くことにした。街路樹のシナノキには花序が見えているが、蕾は未だ固かった。
3年程空家になっていた盲学校の北側で、工事が始まっていた。高齢者用の施設とのこと。通りの北側の風よけの棚に絡まったクズには、未だ花序が出ていなかった。その直ぐ北側には、土地を借りた市民の畑が広がる。北西の山並みは、霞んでいた。通りを挟んだ東側には、麦畑が広がる。もう穂が膨らんで来ていた。
4番通りを、東へ向かう。少し歩いて、驚いた。通りの南側の歩道脇の植物が、刈られてしまっていた。白い壁を作るシロバナシナガワハギを愉しみにしてきたのに。ずっと東迄、刈り込まれていた。
麦畑を見ながら東へ進み、3番通りに続く道を南へ戻る。麦の穂は実が入って、収穫は近いと思われた。農家の前の大きな栗の樹が、紐の様な花序を下げていた。
東のスーパーで野菜を買い求め、西のスーパーへ向かう。スーパー東のドラッグストアの東の空き地はシナガワハギが盛りで、僅かにシロバナシナガワハギが咲き始めていた。増えてくれると、嬉しい。帰りがけななかまど公園を通ると、オオヤマレンゲに実が見えていた。
夕刻近くには雲が厚くなり、今朝も曇り空。列島南部は、酷い雨に見舞われている。