17, 08. 2014 莢を下げたイヌエンジュ


お盆休みで人々の動きが多い時期、本州は雨に見舞われているが、秋の兆しが見える当地は良く晴れた。大きなゴミ袋を持って庭に出る。西側の境界付近に広がった茗荷と格闘した。地下茎を伸ばして広がっている茗荷を引き抜く。結構な力仕事。花芽が付いているものは収穫した。半分程退治した頃、義妹が従姉夫婦がお参りに見えたと報せに来た。収穫した茗荷を持って家に入る。小一時間話込んで帰る従姉に、初物の茗荷を洗って手渡した。

昼食後も作業を続けた。何とか茗荷を縮小し、これも良いだけ広がったハナトラノオの除去に取り掛かる。2つのゴミ袋が一杯になった所で、作業を取り止めた。写真の処理をしようと思っていたが、手が震えるので買い物がてらの散歩に出かけた。上空は雲がないが、地平にちかい空に白い雲が帯状に広がっていた。先日見付けたネムノキを見に立寄る。未だ花を付けていた。手で触れられる程低い位置に咲くネムノキは珍しい。ナナカマド公園傍のインドハマユウも、未だ咲いていた。




住宅街を東へ向い、東の沢の西の道に出る。タラノキの大きな花序が、白くなって来ていた。ホウノキの大きな実が、色付き始めていた。3番通りを西へ戻る。スーパーへ入る前に、裏手の原野を見渡す。西の山並みは雲を載せていた。シナガワハギもシロバナシナガワハギも,花期が終って枯れ始めている。ノラニンジンも枯れが目立って来ていた。クサフジのみが未だ花を咲かせていた。






初物の茗荷の吸い物に合わせて献立を考え、買い物を済ませる。中央分離帯のイヌエンジュに、柔かな緑色の莢が下がっていた。莢の中には、実が出来ていた。



今朝も雲なく良く晴れている。空の青は、もう秋の色。季節の移りは早い。