20, 06. 2014 エゴノキ開花
相変わらずのすっきりせぬ天候が続く。昨日も午後僅かに陽射しがあったが、今にも雨が降り出しそうな雲の多い一日だった。札幌の6月の雨の日数は16日と、昭和31年以来の記録と報じられていた。洗濯機を仕掛けて、モデリングと平面作品の仕事を交互に進める。
3時少し前に、散歩に出かけた。東町公園を南へ抜けて、1番通りを西へ向う。アズキナシに,小さな実が出来ていた。段重ねに咲くツキヌキニンドウのあるお楽へ立寄る。花弁は全て落ちて、遠目には花が咲く前の状態に見える。蕾の代わりに、先端に花落ちの跡を残した小さな実が出来ていた。直ぐ南には、ノバラが咲き始めていた。西隣のお宅の塀から、咲き始めたレブンソウが覗いていた。
中央の沢の東の遊歩道に入る。沢の樹々の緑が深くなり、遊歩道は鬱蒼としていた。ヤマブドウの房が伸びて、小さな実を付けていた。落葉松林にあるイワガラミを思い出して、見に立寄る。もう花序を上げていた。
沢を離れて、住宅街を北東に戻る。住人がいなくなった空地は、残された栽培花に野草が混じり、佳い風情を見せていた。春に蕗の薹が数多く出ていた空家の庭は、門の外までマーガレットが咲き広がっていた。シラカバ公園を東へ抜ける。四十九号の林檎には、もう袋が掛けられていた。手前のインド林檎は、細長い実を上に向けていた。西隣のお宅に、エゴノキが花を付けていた。昨年まではなかったので、植込まれたらしい。小振りながら、花の数が多かった。余り大きな実を付けぬ桃の木の跡に植込まれたことが判った。
今朝も曇空。週末からは、天候は回復するとの予報が出ている。最も良い季節を半月余り、薄暗く肌寒い日々を過ごしてしまった。