19, 06. 2014 麦の穂伸びる


低温のすっきりせぬ日が続く。冷夏が伝えられていたが、農作物への影響が懸念される。会期が近付いての立体のやり直しで、時間の調整が難しい。平面の乾きの合間に、立体の作業を続ける。

午後に入って、少し空が明るくなって来た。午後の作業を終えた2時半過ぎに、買物がてらの散歩に出かけた。気温は高くないのに湿度が高いので、空気が纏わり付く様で不快な感じがする。昨秋見かけた暗紫色の実を思い出し、北の4番通りへ向う。空地はムラサキツメクサ、ブタナにヒメジョオンも咲き出し、賑やかになって来た。市民に差し出された畑は、様々な野菜で緑が増えていた。西の山並みは雲の中だった。




4番通りを東へ向う。道端のクサフジが、咲き始めていた。紫色の花は株によって濃淡があり、やがて一体はクサフジの紫色で彩られる。秋蒔きの小麦が背丈を伸ばし、穂には実が出揃っていた。






暗紫色の実を付けていた樹は、花期が終って小さな実が見えていた。何色の花を付けていたのだろうか。農場の間の道を南へ戻る。今年は道の左右とも、飼料用の玉蜀黍が植えられていない。農地には、アカザが生え広がっていた。





少し東を回り道して、昨年薩摩芋が植えられていた畑を見に立寄る。整然と野菜が植込まれていたが、薩摩芋も一昨年あった里芋の姿もなかった。出来が良くなかったのだろうか。エンドウ豆に、白い花が咲いていた。




スーパーへ向う途中で、また穂の長いイネ科の植物を見かけた。買物を済ませて戻る頃、雨が降り始めた。雨は長くは続かなかったが、今朝も曇空で薄暗い。爽やかな6月の気候は、何処へ行ってしまったのか。