11, 06. 2014 カルミラ開く


太平洋に居座る大型の高気圧のブロッキング現象で、南の低気圧が列島を北上し、すっきりせぬ天候が続く。昨日も、午前中は何度か雨がぱらついた。ゴミの集荷日で庭に出て、アトリエ入口前のホウチャクソウが咲き出したのを見付けた。母屋とアトリエの影で終日陽が当たらないが、健気に咲いていた。ツルハナガタも、賑やかに咲いていた。




午後に入って薄日が射し始め、平面作品の制作に切り替える。3時少し前に、散歩に出かけた。前日廻れなかった北西を廻って来ようと、西へ向う。樹々が葉を繁らせる中、枯木の様だったネムノキが漸く葉を出して来ていた。マメ科の花木は、総じて芽吹きが遅い。シラカバ公園を西へ抜ける。毎年綺麗に野菜を植込むお宅の馬鈴薯が、花を付けていた。苺が色付き始め、奥のエンドウ豆にも花が咲いていた。北の沢近くのお宅で、トリアシショウマが花序を上げていた。





すっかり影が濃くなった沢の遊歩道を北へ向う。3番通りの中央分離帯のハリエンジュの花が、見頃になって来ていた。北の住宅街に入る。キウイの花芽が膨らんで来ていた。2階の屋根より背丈のあるあるスモークツリーが花序を上げ、風に揺れていた。






カルミラが咲き始めていた。艶やかな花ではないが、金平糖の様な蕾が可愛らしい。昨年実を殆ど付けなかった南天に、大きな花序が上がっていた。シラカバ公園へ北から入り、東へ通り抜ける。何時も見上げるサクランボは実が大きくなって、僅かに色付き始めた実もあった。




昨夜来の雨が、敷石を濡らしている。週末まですっきりせぬ天候が続くらしい。大平洋に居座る高気圧には、退散を願いたいもの。