12, 06. 2014 白いハマナス


大平洋に居座る高気圧の影響で、次々に低気圧が列島に沿って北上し、雨の日が続く。真夏日を体験していたのに気温はじりじりと下がり、道内では最高気温が20度に満たない地点が増えて来た。よもや此の侭冷夏に突入とは思われないが、農作物にも影響が出るかと気に懸かる。

僅かな薄日を頼りに平面作品を作り進めていたが、空が暗くなって来たので、夕食の素材を買い求めに出かけた。傘をさす程ではないが、霧雨が降っていた。最短距離を歩こうと、ナナカマド公園を東へ抜ける。塀の外に,背丈の低いアヤメが咲いていた。昨秋良く実を付けていたツルマサキに、緑色の花が咲いていた。もう花弁を落とした花もあったが、白いハマナスが咲いていた。赤紫色のハマナスよりも佳い。駐車場脇のヒレハリソウも咲いていた。可憐に見える花だが、草刈り機で刈られても、また芽を出して花を付ける。






顔に当たる雨粒が、多くなって来た。買物を済ませ、重い買物袋を下げて戻る。イネ科と思われる植物が、穂を風に靡かせていた。穂の先端が色付いて、栽培種と思われる。雪で枝が折れた柿の木の葉の付け根に、花芽と思われる突起が出ていた。房の先端まで咲き切った藤は、早くも小さな莢を付けていた。




今朝も曇空で、風が強い。道南の太平洋岸の地方は、降雨量が増えている。週末までこの様な天候が続く予報。からりと晴れた青空が待ち遠しい。