13, 06. 2014 雨降り続く


南方に発生した台風6号が温帯低気圧に変わり、東方を高気圧にブロックされて、太平洋岸を北上して来た。昨日はこの低気圧の影響で、終日雨が降り続いた。北海道南部は降雨量が増えて、札幌から函館や苫小牧への列車が運休となった。本州では、崖崩れの被害も出ている。しとしと降る筈の梅雨は、飛んだ大雨となってしまった。

2時少し前に、幾分空が明るくなって来た。丁度一作業終えたところだったので、散歩に出かけた。霧雨の様な雨が降っていたが、傘は持たずに出かけた。家の東側ではジギタリスが、西側ではセージとヤグルマソウが咲いていた。赤茶色だったヤグルマソウの葉はすっかり緑色となり、やはり赤茶色だった花序から白い花を開いていた。花序は大きいが、繊細な小さな花の集合。






2軒西のお宅では、今年もカーポートの柱に吊り花を下げていた。様々な植物を組合わせた佳い姿。シラカバ公園を南へ抜ける。東町公園へ続く遊歩道まで進んだ頃、雨粒が大きくなって来た。団地は南が高く北が低くなっているので、遊歩道に出来た水の流れは北へ向う。もう少し南を廻る積もりだったが、雨が酷くなりそうだったので、住宅街を北東に戻る。タカネナナカマドの実が大きくなって来ていた。白いクレマチスが咲いていた。原種のカザグルマがテッセンとして栽培花となり、大型化してクレマチスとして広まっているが、原種に近い小型のテッセンの方が好ましい。低くはない塀の上に、葡萄の生垣が高く作られ、花の跡に小さな実が出来ていた。









見事に花を付けていたトウグミを見に立寄る。花は朽ちて、付け根が膨らみ始めていた。雨脚が強くなって来た。車道が鏡面の様に街路樹のシナノキを写していた。空地はタンポポの綿毛に代わり、アカバナツメクサが咲き広がっていた。



昨夜来の雨が、今朝も降り続いている。今日も一日雨の予報。道南や道東、更に道北でも、列車の運休が出ている。