09, 09. 2013 シンジュの莢


朝方の雲は切れて、昨日は青空が広がった。洗濯機を仕掛けて庭に出る。クロフネツツジの西の、石楠花とエサンツツジの剪定をした。例年なら花の後に直ぐ実を取り去るのだが、庭に出ている時間が取れず、実が随分大きくなってしまっていた。20cm程伸びた枝を切り詰めた。何れも庭に植え込んでから40年以上が経過しているので、背丈を低く抑えるのには手間がかかる。内庭の中央部の樹々が背丈が低くなり、すっきりした。残りはサラサドウダンの大物。これを切り詰めると、庭が広く感じられる。

2時過ぎに散歩に出かけた。広い空を見て来ようと、北西へ向う。ズミの実が色付き始めていた。栗の毬が水分大きくなって来ていた。過日見付けたホップは、未だ実を付けていた。南北に走る幹線道路を、北へ向う。街路樹のナナカマドの実が、すっかり赤くなっていた。






道はかなりの傾斜の下り坂。住宅街が切れると、目の前に広い空間が広がる。西は雲が多く、山並みに覆い被さる様に大きな雲が伸びて来ていた。東は良く晴れて、農場の高い土手の向こうに入道雲が見える。坂道を下って、四番通りを東へ戻る。




シラカバ公園の北の位置に当る木立に入る。木立の東の農園では大分収穫が進み、地面が出ている部分が増えていた。一見通常の南瓜と変わらぬ様な実の南瓜の蔓に、白い花が咲いていた。種類が異なるのだろうか。大きなオレンジ色の南瓜が、殆ど葉がなくなって、転がっていた。木立のシンジュが、見事に莢を付けていた。此処の木立には、2本のシンジュの巨木がある。木立に沿って北へ向う。木立が切れて、原野が広がる。葉を虫に食べられたオオイタドリが花を付けていた。上空を鳶が舞っている。四番通りの南の木立の巨木に、鳶の巣があるのを以前見ている。







陶瓜へ戻り、東へ向う。防風柵の支柱に絡まった葛は、未だ花を付けていた。花の位置が花序の先端近くに生り、花序の下部には莢が下がっていた。側溝を埋めていた葛は、皆刈取られていた。西の雲が分厚く伸びて来ている。向日葵は花弁が落ちて、葉も黄ばんで来ていた。




今朝はすっきりと良く晴れている。気温が下がって、ガラス窓が煙っている。今日は重陽節句で、甥の誕生日。ロンドンは最高気温が15度前後になっている。メールを入れてみようか。