01, 06. 2014 朴の木花開く


皐月末日の昨日は、朝方の雲は8時前には切れて青空が広がる佳い天候となった。吹荒れていた風も治まり、窓を開けて教室を済ませる。換気扇よりも臭いが篭らず、気持ちが良い。床を磨き、避難させてあった道具類を運び込んで新たな粘土を水に浸した。

3時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。ホオノキが気になって、南東へ向う。満開だったトウグミは未だ花を付けていたが、少し花弁が黄ばんで来ていた。例年開花が遅いヤマボウシのあるお宅の木がもう萼を開いていた。此の種は開花は遅いが、花の様に見える白い萼片が大きい。団地が出来る以前からある広い敷地のお宅のマルメロが、花を開き始めていた。エゴノキも数多くの蕾を出していた。






東の沢に接する公園のホオノキが開花しているのが、離れた位置からも確認出来た。葉も大きいが、花も大きい。下の枝が今年も運び込まれた雪で折れて、重心が高くなってしまった。漸く花芯が見える花を見付けた。この花芯が大きくなり、秋には赤い実を付ける。




沢の西の道を、北へ向う。沢から西へ突き出たアカシア公園のエゾサンザシに、花序が出て来ていた。沢を離れて住宅街を北西へ向う。もう実を付けたグスベリが塀から覗いていた。窪地の縁には、エゾカンゾウが咲いていた。開花は6月の花の筈。緑が量を増した3番通りの中央分離帯では、アズキナシが白い花を開いていた。スーパーに入る前に、裏手の原野を見渡す。少し霞んでいたが、山並みは見渡せた。足元の緑地には、クサフジが伸びて来ていた。秋まで長い間、華を楽しませて貰える。







今朝は全く雲なく、良く晴れている。空の青が強い。荒れ気味だった天候が治まり、当地の最もよい季節の初夏がやって来た。