19, 07. 2012 様々な実


朝から晴れた昨日は、気温がぐんと上がった。熱帯夜の夜を過ごし、日中は猛暑になる地方と比べると遥かに過ごし易い筈だが、急に気温が高くなると身体が順応せずに応える。前日切り取った枝を刻んでゴミ袋に詰める簡単な作業をしていて、汗が出て来た。家の日陰になる場所での作業なので、湿度がかなり高いのが原因。何やら蒸し風呂にでも入った様な気分になる。

午後少し動画の仕事を進め、2時過ぎに夕食の素材を買い求めに出かけた。午前の作業ですっかり草臥れたたので、南東を少し廻ってスーパーへ寄ることにした。マルメロの実が一回り大きくなり、実に僅かに凹凸が出来始めていた。ツリフネソウが咲き出していた。中央の沢のキツリフネもそろそろ咲き出す頃だろうに、今年も木道が通れず、見ることが出来そうにない。ゴミ箱の後で、サンキライが実を付けていた。ホウズキにも実が下がっている。






2週前には花を付けていたエゴノキに実が付いていた。実の先端に、未だ花芯を付けている。東の沢に近いお宅では、家と塀の僅かな間に、背を伸ばしたエンドウ豆が実を下げていた。直ぐ脇には茄子が植えられ、もう実を付けていた。向いの公園のホウノキの実がまた一回り大きくなっている。叢に、風で落ちたのか、小さな実が転がっていた。








沢を背にしたお宅では、今年もフウセンカズラが蔓を伸ばし始めていた。小さな蕾も見える。野菜を植えておいでのお宅が多く、つい目が行ってしまう。唐辛子の白い花が咲き、もう実も下がっていた。




東の沢で、樹間から高い位置に咲いたイワガラミを見付けた。沢を離れて、住宅街を北西に向う。スーパー脇の木立では、ツルウメモドキが実を付けていた。実の先端に、未だ花芯を残している。最上部の写真がツルウメモドキ。野菜を大量に買い込んで、重く膨らんだ買物袋を下げて戻る。大きな実の生る柿の木を見に立寄った。花が落ちて、萼の中に小さな実が出来ていた。萼が柿の実の蔕となるのが良く判った。春から見て来た植物の花々は、次々と実を付けて折り返しの季節を実感する。





今朝も良く晴れて、空は真っ青。風が強く、前日よりは涼しい。アトリエ前の梅の樹が茫々と枝を伸ばしている。陽が入らなくなるので、今日は梅の枝を切ることにしようか。