14, 05. 2014 薄暗い一日


前日より気温がぐんと下がり、昨日は薄暗い一日となった。手間のかかる和紙の芯を部分的に張替える作業に入る。再度向きを変えるのは難しいので、手が届き難い裏面に磁器粘土入りの礬水を施してから張り替えることにした。午後に入って雲が高くなり、幾分明るくなって来た。3時少し前に、散歩に出かけた。南風が強かった。

シラカバ公園を西に通り抜ける。マンサクを見に立寄った。どの様な実を付けるのか、興味がある。葉が出始めていた。北の沢の遊歩道に入る。芽吹いた葉で、池の対岸が見えなくなって来ていた。トチノキも葉を開き始めていた。





三番通りを越えて、北の住宅街に入る。マンサクより遅れて開花したサンシュユも花弁が落ちて、花芯が伸びていた。サンシュユの実は、昨秋目にしている。西端の小公園のズミの蕾が色付いていた。当地より暖かい道庁のズミは、開花しているかも知れない。キウイも葉を広げていた。フサスグリが花を開いていた。小さな花ながら、花弁の一部に紅がさして可愛らしい。住宅街の外れから、北西の山並みを眺める。湿度が高いのか、山並みは霞んでいた。







住宅街を南東に戻る。ポプラの葉が広がり、風に揺れていた。晴れていたら、若葉が輝いて見えるだろうに、陰鬱な天候で葉の色が重い。緑の量が増えたシラカバ公園へ北から入る。背丈を伸ばしたルパーヴに、花序が上がって来ていた。葉の赤味は消えていたが、花序も中々のご面相。何とも面妖な植物。先日咲き始めの花を見たサクランボは、満開状態になっていた。




7時前に西の空が赤く焼けていたが、今朝は青空が広がっている。少し気温が高くなる予報が出ているので、作業の合間に庭の片付けを進めたい。