13, 05. 2014 緑萌える


夏日の気温の予報が出ていた昨日は、薄い浮雲が次第に厚みを増し午後には陽が陰り、余り暑くは感じられなかった。芯の和紙にまで亀裂が入ったもう一方の弧の補正に取り掛かる。芯の和紙を新たに準備して、下向きになる部分に膠入りの磁器粘土を塗布した。3時過ぎに散歩に出かける。歩き出す前に庭を一巡した。開き始めたクロフネツツジは。もう盛りとなっていた。



東町公園を南西に通り抜ける。数人の作業員の方々が、落葉を掃き集めていた。庭の落葉や切り残しの茎も,未だ集めていない。公園の高い樹に、鳥の姿が見えた。ヒヨドリ程の大きさだが、胸の模様がない。アオジという鳥かも知れない。一番通りを西へ向う。角のお宅の大きなシダレザクラが満開だった。





中央の沢近くの、ツキヌキニンドウを見に立寄る。丸い葉の中央から、花芽を形成する袋の様な芽が出ていた。樹々が芽吹いて、沢は緑が萌えていた。未だ少し、除雪車が押し出した雪が残っていた。雪の中に倒れていたウイキョウが切り詰められ、コスモスの葉の様な葉を開いていた。落葉松林の緑が濃くなって来ていた。





沢を離れて、住宅街を北東に戻る。ドウダンツツジがもう白い花を下げていた。何の樹だろうか。花弁の薄い穂咲きの花樹があった。ハシドイはもう丸みのある葉を広げている。葉はライラック(ムラサキハシドイ)に似ているが、花期は一月程遅い。芽吹きが遅れていた林檎も、芽を吹いていた。





今朝は曇空で風が強い。気温が下がって寒いので、ストーヴに火を入れた。気温の高低が激しいので、体調の維持が難しい。佳い季節になって来たのに、風邪をひいては敵わない。