06, 05. 2014 円環の虹


昨朝ブログの更新をを終えてTVのニュースを見ると、関東地方に大きな地震があったと報じられていた。大きな被害が出なかったのが、何よりのことだった。6時過ぎから広がった雲は9時を過ぎて高くなり、薄日が射し始めた。強い風で庭仕事も気が進まなかったので、彩色作業に取り掛かる。10時を過ぎて、青空も見え始めた。作業の合間に満開になった梅を見上げて、太陽の周りに円環状に虹が出ているのを見付けた。カメラを持って庭に出る。虹に囲まれた部分は、灰色の雨雲だった。どの様な加減で、円環状の虹が出来たのかは判らない。家に入る前に庭を廻る。イワウチワに蕾が上がっていた。キバナカタクリが咲き始めていた。虹は消えて、青空が広がっていた。





午後の着彩を終え、2時半前に散歩に出かけた。南風が強く、西の空は雲が多かった。祭日で家庭菜園が始まっているかも知れないと、四番通りを廻って来ることにした。シラカバ公園を西に抜けて、マンサクを見に立寄る。花弁は落ちてしまっていた。南北に走る幹線道路を北へ向う。道は下り坂で、風に背を押される様に歩く。フサスグリにはもう花序が下がり、ぽつぽつと花が開いていた。住宅街の外れから見た山並みは、霞んで何時もより高く見えた。雨が近いのかも知れない。





四番通りを東へ戻る。道は緩い上り坂。此の道の両側には,以前は様々な野草が咲いていたが、道路が拡張されて舗装され無闇と除草するので、殆ど姿を消してしまった。側溝の奥に、キバナノアマナが咲いていた。シラカバ公園の北に当る木立に入る。少し花が散り始めていたが、キタコブシが咲いていた。木立の東では、整地された畑で、人々が作業をしていた。木立の北外れまで歩く。地形は此処で2m程がくんと低くなる。低くなった地面から伸びた樹が花が咲いた様に黄色く見えた。近付くとシダレヤナギだった。雄花が長く伸び、葉も出ていた。







通りへ戻り、東へ向う。3月から雪捨て場になった地点には、大量の雪が残っていた。雪捨て場の東の畑も整地され、紐が張られて分割されていた。未だ野菜を植え込んだ様子は見当たらない。更に東の玉葱畑も整地されていたが、植込みは済んでいなかった。向かい風の南風に閉口しながら、家に戻った。




日暮前に、大粒の雨が落ちて来た。外へ出かけていた飼い猫のアタローが、慌てて戻って来た。もう少し雨量が欲しい所だったが、今朝は雲なく良く晴れている。