30, 09. 2012 嵐の前の静けさ


朝方の雲が正午前には切れて青空が広がったが、長続きはせず、昨日もすっきりせぬ天候となった。南の海上から北上している台風の勢力が強い。列島に沿って北上する予想が出ていて、被害が心配される。前日、日記に銀杏を載せたら、油絵を描きに見えた方が、富山から送られて来たと銀杏のお裾分けに与った。果肉が処理された、綺麗な銀杏だった。教室を終えて臭いの強いゴミ袋を庭に出して、雑草に掴まった。小一時間草取りをしたが、余り綺麗にはならない。縫物が終ったら、切詰めも兼ねて掃討作戦を実行しなければない。

夕食の素材を買い求め方々の散歩に出かけた。北を廻って広い空間を見ようと、シラカバ公園を北へ抜ける。南北に通る幹線道路を北へ向う。農場の土手の枯草の中に、刈られてまた芽を出した背丈の低い月見草が、花を付けていた。四番通りを東へ戻る。ノブドウの実が色付き始めていた。木立に沿って、叢を北へ進む。先日見かけたシンジュは、莢の色を一層強くしていた。東の畑では、馬鈴薯だろうか、掘り上げている所だった。木立の外れから、西の山並みを見渡す。北西には手稲山、南西には、裏山の赤土が見える藻岩山の姿が望まれた。









勾配の強い四番通りを東へ戻る。長く楽しんだクズは先端まで咲き終わり、長い莢が色付いていた。東側の玉葱畑の様子がおかしい。雑草は益々伸びて、広大な畑が原野の様に見える。道から下りて畑に入ってみた。大きな玉に混じって、小粒の玉が散見された。何か不都合なことが起きているのかと、気に懸かる。坂道を上り、三番通りへ戻る。買物を済ませてスーパーを出ると、中央分離帯の樹が1本、すっかり黄色くなっているのに気付いた。何の樹なのだろうか。付近一帯は、黄色い落葉が舞っていた。






昨夜は雨が降ったらしい。敷石の隙間が、黒くなっている。今夜のお月見は、月を見られそうにない。