22, 02. 2014 杉山留美子展


曇と雪の予報が出ていて、昨朝は雪が降っていたが、9時前から青空が広がった。午後から札幌へ出かける予定だったので、日射しを惜しんで作業を進める。午後の早い電車で、札幌へ向った。西の山並みから、雲が伸びて来ていた。駅から東豊線の地下鉄で、北東へ向う。地下鉄の駅を出ると、西の雲は頭上まで広がっていた。

札幌の北を迂回する環状道路を東へ進む。街路樹のナナカマドには、実が全くなかった。近年では珍しくなった下見板造りのしっかりした住宅があった。以前は住宅も校舎もこの造りだった。




帰りがけに北を廻ろうと、苗穂駅に通ずる道を南へ進む。交通量の多い道だが、舗道の除雪状態が悪く、難儀した。南の大きな道を東へ進む。此処も舗道は踏み固めた細い道。記憶に残っている寺院の角を曲がり、北へ戻る。漸く、雪に埋もれた喫茶店に併設された画廊が見えて来た。此処は3年前、杉山留美子さんの最後の個展が開かれた会場だった。塀に沿った細い通路を通り、入口へ向う。無人の会場で、見覚えのある作品と再会した。





見終わって、会場を後にする。環状道路へ続く道を北へ向う。舗道の無い枝道は、車が通る中央部へ向けて傾斜があり、恐ろしく歩き難い、転倒は免れたが、2度程足を滑らせた。環状道路に出て、西へ戻る。中央分離帯のある広い道路の歩道も、踏み固められて、高くなった凹凸の酷い舗道。除雪がしてある店舗の前に出ると、50cm近くの段差がある。結構人通りも多いのに、市民から苦情が出ないのだろうか。漸く地下鉄の駅まで戻り、買物の為に大通駅まで地下鉄に乗った。買物を済ませて駅へ向う。大通公園は、新たに降った雪で雪化粧していた。



今朝は薄曇り。もうヒヨドリが飛来している。太くて切れなかった高く伸びた梅の枝に止り、四方を見渡している。薄雲の底に、青空が透けて見えて来た。