03, 02. 2013 冷たい南風


昨朝よく晴れて真冬日脱出の予報が出ていたので、明るい穏やかな日を期待していたが、次第に薄雲が広がり、雲は厚みを増して薄暗くなってしまった。洗濯機を仕掛けて、着彩の作業に入る。未だ下地の段階なので作業を進めたが、彩色の作業には陽光が望ましい。

近所では入手出来ぬ日用品を買い求めに、午後の早いバスで野幌へ向う。風が強く、気温が低かった前日と、余り体感気温は変わらない。国道沿いの大きな店舗で、日用品を買い求め、何時もの様に帰りは散歩がてらに歩いた。北の湯川公園まで続く緑地帯は、舗道が除雪されて居らず入れない。もう冬芽が出ているトチノキを、除雪された北側の舗道から眺める。二番通りに近い、小さな煉瓦造りの家に立寄った。冬は人気の無い家は、すっぽり雪に埋っていた。




南風を避ける為に、二番通りの南の舗道を西へ向う。此の通りの街路樹は、団地の東の区域まで、延々とナナカマドが続く。舗道は、ヒヨドリが食べ散らかしたナナカマドの実で、赤く染まっていた。高速道路に架かる橋を渡り、東の沢の公園を通り過ぎる。西側の木立に、イワガラミが見えていた。不定形な装飾花が魅力的な花なのだが、此の沢の北側の一箇所は蔓が切られて、花を見られる場所が少なくなってしまった。



今日は節分。朝方は低かった雲が高くなり、薄日が射して来た。真冬日の合間に時折入るプラスの気温で、庭の雪の嵩が減って来た。石楠花は姿を現し、冬囲いの竹の結び目まで積っていたクロフネツツジの上の雪も、半分の高さに減じた。明日からまた、気温がぐんと下がるらしい。当地では節分は、春の始まりとはならない。