19, 02. 2014 嵐が去って


千島列島付近の低気圧は動きが遅く、昨日も強い風が吹き荒れた。雲の動きが早く、屢々陽を遮る。庭の梅の樹にには、ヒヨドリが何度も飛来していた。半分に切って二箇所に刺した林檎一個を、ほぼ3日で食べ尽くす。得難い食物なので、仲間内で空中戦を演じる。戸外に出られず退屈し切っている猫達には、佳い刺激となっている。日野在住のMIXY友Hさんは、お庭のマンリョウと鑞梅の花を鳥に食べられてしまったと、コメントをされていた。大雪で、本州の野鳥も食物確保が厳しいらしい。道東の荒れ模様は続いて、欠航や列車の運休、休校が報じられていた。



午後に入って、陽が射す時間が長くなって来た。スパイラルの下地造りを取り止めて、筒状の立体の着彩に取り掛かる。表面に小さな凹凸があるので、大きな刷毛では斑が出来るので、小さな刷毛で擦り込む様に着彩しなければならない。2色の着彩を終えた2時半過ぎに、散歩に出かけた。車道も歩道も、綺麗に除雪されていた。北風が強いので南北の距離を狭めて、東西で距離を歩くことにした。東町公園傍の白樺に、ヒヨドリの姿があった。ムクドリが去って、ヒヨドリの姿が目立って来ている。公園の南の一番通りを西へ向う。北風が押し出した雪庇が、舗道に突き出ている。雪庇の下の窪みには、飴細工の様な雪の造形が見られた。





西へ進み、中央の沢の東の遊歩道に入る。陽が傾いて、遊歩道に沢の樹々の長い影が伸びる。トチノキに似た庭木の冬芽が膨らんでいた。もう何年も見上げているが、花も実も付けていない。剪定されてはいるものの、2階の屋根を越える高さになっている。何の樹だろうか。




沢を離れて、住宅を風よけにしながら北東へ戻る。シラカバ公園傍のお宅では、先月屋根の雪下ろしをされていたのに、もう長い氷柱が出来ていた。公園の楓の梢が赤味を増し、青空に映えていた。葉が落ちるのが遅れていたインド林檎もすっかり葉が落ちて、大きな冬芽を出して来ていた。



今朝は昨夕に引き続き、良く晴れている。夜分に晴れて気温は低いが、日射しは有難い。