18, 02. 2014 吹き荒れる


オホーツク海東に進んで来た低気圧の影響で、昨日は道東や道北で吹雪となった。風が強いので、天候がめまぐるしく変わる。日射しがある僅かな時間帯は筒状の立体の着彩を、陽が陰るとメビウスの輪の下地を施す作業を進めた。本州中部では、先週の雪の後遺症が未だ続き、身動きの取れなくなった車が長い列を作っていた。物流にも影響が出ているという。

2時半過ぎに、散歩に出かけた。積雪は10cm程。所々に吹き溜りが出来ていた。強い風が雪を動かし、舗道にも雪庇が突き出していた。南の住宅街にヒヨドリの姿があった。目線の先を見ると、直ぐ横の小さなアズキナシの木で、2羽のヒヨドリが実を啄んでいた。ここ数日ムクドリの姿が見られず、ヒヨドリが目立って来ている。気象の荒いヒヨドリも、ムクドリの数には圧倒されていたらしい。




南の柿の実を思い出して立寄った。黒く凍っていた実は、外皮が捲れて中の果肉が出ていた。ヒヨドリの仕業に相違ない。強い北風を避けて、住宅街を折れ曲がりながら、北東へ戻る。ヤマブドウに殆ど覆われてしまっていたエゾノコリンゴに、2羽の鳥の姿があった。ムクドリよりも小型の鳥。ツグミかも知れない。北東に見えていた青空もやがて雲に覆われ、夕刻まで雪が降り続いた。




今朝は未だ強い風が吹き荒れている。薄雲が切れて、青空が広がって来た。日射しが何より有難い。