14, 02. 2014 雪緩む


真冬日ながら気温が上がって、昨日は大きな結晶の雪が舞った。時折雲が切れて陽は射すが、長続きはしなかった。大きなスパイラルの下地造りを進め、陽が射すと筒状の立体に彩色する。使用しているリキテックスは、水分を含んでいる折と、乾いた折では色が異なるので、陽光のある折に乾いた色面を確認しなければならない。午後に入って、陽が射す時間が少し延びて、彩色作業が進められた。

2時半を過ぎると空が暗くなり、降雪が酷くなって来た。彩色作業を諦め、散歩に出かけた。南西を廻ろうと、南へ向う。東町公園の南側に出た頃、雪は降り続いていたが空が明るくなって来た。下層を雪雲が南東へ流れて行く。




一番通りを西へ向う。陽が射し始め、歩道脇の雪から下がった氷柱が輝き出す。雪の層も緩んで、多孔質になっている。西の南北に通る幹線道路の電線に、椋鳥の姿が見られた。大集団は北東へ移動したが、未だ残っている群もある。殆ど実がなくなった街路樹のナナカマドにも、椋鳥が群れていた。







中央の沢近くのドーム型の家に立寄る。雪は大分緩んでいるのに、円屋根の頭頂部には、雪が張り付いていた。雪が緩み始めて、氷柱が下がるお宅が増えて来た。帰りがけに、軒を支える様に肥大した氷柱を見に立寄った。先日の排雪作業の日に氷柱を割って、雪と一緒に出したのではないかと思ったが、氷柱は益々肥大していた。高齢の方がお住まいなのかも知れない。




昨夜は丸みを増した月が明るかった。今朝も良く晴れている。気分よく作業が進められそう。