11, 12. 2014 排雪作業


記録的な大雪を関東と東北地方にもたらした低気圧は太平洋に抜けたが、後遺症が未だ続いている。スリップ事故や転倒に因るものと思われるが、死者と怪我人の数の多さに驚かされる。薄暗い週末が明けて、昨日は青空が広がった。硬く重くなったセルリアンブルーの補正を進める。何度も色を重ねた上へ載せた色だったので、下地からのやり直しで、時間を取られる。2,3日分の作業が不意になってしまった。

地域の排雪作業の日だったので、少し手伝いをする。家の前は排雪業者が雪を削って取り去っているので雪は無いが、西の方から重機が押し出して来た雪が筋状に置かれていた。塀からはみ出した雪や、車庫の横に詰った雪を出して家に入る。午後に入って、雲が広がって来た。陽光を惜しんで作業を進めていたら、3時近くになっていた。広くはなったが、未だ氷や雪の塊が残っている家の前の道を西へ向う。北へ曲がろうとして、重機が造った雪の壁に阻まれた。其の侭西へ進み、シラカバ公園の遊歩道で、漸く北へ向えた。遊歩道を北へ進み、公園を西へ抜ける。西の住宅街は、未だ排雪作業は始まっていなかった。公園から東の地区の排雪作業だったらしい。




真冬日ながら気温は5度近く上がって、久々に針葉樹から下がった氷柱が、水滴を落としていた。西の幹線道路を北へ向う。大きな庭木に鳥が群れていた。頭が黒く見えるので、ムクドリではないかと思われる。鳥の群は、北へ飛んで行った。直ぐ傍の街路樹のナナカマドには、ヒヨドリの姿があった。







幹線道路を北へ向う。北の住宅街に、地吹雪の名所がある。空地で、北は四番通りまで農場が続く。風が押し出した雪庇が、道路に突き出ていた。雪庇の下には、小さな氷柱が出来ていた。住宅街の外れから、原野を見渡す。西の空は雲が垂れ込めて、山並みも札幌市街も見えなかった。住宅街を南東に戻る。排雪作業を考えて、東の幹線道路を遠回りして家に戻った。未だ家の前の雪隗は片付いていなかった。





今朝は良く晴れている。先刻雲が広がって小雪が舞い始めたが、雪雲は去って日射しが戻って来た。明るい内に,彩色の作業を進めることにしよう。