31, 01. 2014 ヒヨドリの群


2時過ぎまで陽は射さなかったが、昨日は気温が上がった。洗濯機を仕掛けて、彩色の作業に取り掛かる。梅の木に凍り付いていた雪が殆ど落ちて、鬱陶しさがなくなった。降り積った雪も,嵩が減っている。陽が射すともっと雪は融けるのだろうに、暖かい日は曇空が多い。米国で研究を続けていた30歳の日本女性が、STAP細胞なる万能細胞の生成に成功したニュースが報じられていた。未だ応用段階ではないが、ノーベル賞を受賞した山中教授のISP細胞よりも、生成が簡単とのこと。先年NATUREに論文を寄稿したら、長い生物化学の歴史を愚弄するものだとして、突き返された逸話が面白い。

2時半過ぎに散歩に出かけた。前日凍っていた道は緩んで、滑る心配はない。午前中強かった風も、少し治まっていた。東町公園の横を通り、南の緑地帯に入る。小鳥の姿でも見て、気を和ませようと思っていたが、緑地帯はヒヨドリの姿が多かった。数羽ずつの群が、忙しなく樹々の間を飛回っていた。遊歩道は落ちたナナカマドの実で赤く染まり、ナナカマドの実は殆どなくなっている。南の緑地帯は、ヒヨドリに占領されていた。南の気に群がっていた群が、北へ飛び去った。緑地帯を離れて住宅街を北東に戻る。陽が赤味を帯びて来たので振り返ると、傾いた陽で逆光に見える大木には、未だヒヨドリの姿が見られた。








屋根から突き出た雪も、大分少なくなって来ていた。大分以前に氷柱を撮ったお宅の庭木に、雀が群がっていた。何か穀物でも撒いてあるのか、一斉に雪面に下りて啄んでいた。赤味を帯びた陽は、西の雲に捉えられていた。




今朝は雲が多かったが、先刻から青空が広がって来ている。今日の最高気温は-3度。昨日より10度近く、気温が低い予報が出ている。