03, 01. 2014 吹雪


昨朝は日の出が見えていたのに、間もなく空が暗くなり、吹雪となった。降る雪もさることながら、屋根や地面、樹々に降り積った雪が、強い風で吹き飛ばされる。窓に貼り付いた雪と吹雪で、戸外は真っ白になった。




正午前に、雪は止んだ。強い風で雲の流れが速く、時折また雪が降って来る。年末から数日モデリングを休んでいたら、磁器粘土と礬水を練り合せた素材が固くなり、ひびが入っていた。水を加えて練り直す。白地と色素入りの2つのボールの練り直しを終えたら、肩が張ってしまった。少しモデリングをして、散歩に出かける。充分に着込んで出かけたが、真冬日で強い風なので酷く寒く感じる。衣服から出ている顔が冷たい。

前日十分歩いたので、南東を少し廻って来ることにした。寒さの中、雪掻きをする人々が方々で見られた。シラカバの冬芽が、長くなって来ている。屋根からの雪が庭木につかえ、雪が屋根を巻込む様な形をしているお宅があった。勾配の低い屋根には、氷柱が出来ていた。以前の住宅は断熱が不十分で氷柱は珍しくなかったが、断熱の技術が進み、氷柱が珍しくなった。




東の沢傍の公園の雪が、高さを増していた。近隣の人々が、雪を運び込んでいる。ホウノキも雪で大分埋ってしまった。先年の様に、枝が折れぬことを祈るのみ。




西からの雪雲が広がり、また雪が散ら付き始めた。夕刻まで何度か雪が降ったが、降雪量は多くはなかった。どうやら冬の嵐は去ったらしい。



今朝は薄雲が広がっているが、家並の向こうに朝日が昇るのが見えた。位置は南東。朝日が昇る位置が、東へ移って行くのが待たれる。