22, 03. 2013 真冬日再来


お彼岸を過ぎたというのに、昨日はまた真冬日となった。此の時期の真冬日は、100年振りとのこと。積雪量も異常に多い。内庭を埋めている雪の嵩が、中々減らない。当地は朝から良く晴れていたが、直ぐ北の岩見沢や、南の北広島の高速道路で、吹雪に依る多重衝突事故が起きていた。僅かずつながら、立体の厚みが増して来た。中心部が固化して、礬水の乾きが早くなって来ている。

2時過ぎに散歩に出かけた。見えていた路面のアスファルトは、また雪で覆われてしまった。比較的平坦な枝道を選び、ナナカマド公園へ向う。強い風で、前夜降り積った雪が舞い上がり、方々で地吹雪が起きていた。




白樺の雄花は、目に見えて長くなって来ている。桜の冬芽も随分膨らんで来た。刻々と春の兆しは見えているのに、地面の雪は真冬のそれと大差なく積っている。一番通りへ出て、歩道を東へ向った。暫く前を通らぬ間に、シデコブシの冬芽が、すっかり白くなっていた。





東の沢の西の道を、北へ戻る。寒さは厳しいが、明るい陽光を受けて、沢の樹々の梢が輝いていた。沢に隣接する公園から西へ戻る。少し雪嵩が減っていた公園も、また雪嵩が増えて、樹々が埋っていた。下方の枝が雪に捉えられている楓が、赤く輝く。融けかけた雪の壁は、新たな雪で化粧直しをしていた。雪は黒ずんでも構わないので、早く融けて欲しい。西の雲が広がって来ていた。気温が低いので彩雲が出ていた。





昨日よりも空の青は弱いが、今朝も良く晴れている。庭木の梅の樹に、久々に椋鳥が訪れた。相変わらず、ヒヨドリと争奪戦を続けている。