11, 12. 2013 冬の薔薇


昨朝の霧雨は上がることなく,時折雨粒が大きくなって,終日降り続いた。プリンターの引き取りの時間帯が午後一杯と幅が広いので,陶土入りの礬水を施し終えた10時過ぎに散歩に出かけた。霧雨なので,傘を持たずに出かける。陽が射さぬ割合には,気温は高めだった。シラカバ公園を南へ抜ける。雪が解けて,半ば腐葉土と化した落葉が現れていた。東町公園に入る。山桜の冬芽が,分離していた。花が開くのは5月の上旬。長い期間を寒さに耐えて過ごす。欅は殆ど葉を落としていた。公園から南の緑地帯へ抜ける。この一帯には,欅が多い。葉は特性が掴み難いが,樹皮出見分けが付く様になった。木材として佳い素材の筈だが,樹皮は大きく剥がれる。






キタコブシの冬芽が目立って来ていた。モクレンよりは,かなり小さい。先日見付けた楓に穿たれた穴を暫く見上げるが,鳥の気配はない。枝の一部が膨らんでいる樹木もあった。虫か病原菌の仕業だろうか。





鉄道林前の道に出る。オオウバユリは殆ど折れて,僅かに1本だけが残っていた。住宅街を折れ曲がりながら,北東へ戻る。栗は未だ葉を大分残している。久々に桃のあるお宅の前を通る。数多くの冬芽が出ていた。来年は,花を見たい。






切り詰められずに残されている薔薇に,蕾が付いていた。葉も枯れていない。結構寒さに強い植物であることが判る。道営アパートの生垣のレンギョウにも,冬芽が見られた。花の後に葉が出るので,大きな芽は花芽に相違ない。明けて来た空は曇空。今の所風はないが、道内には強風や波浪の警報が出ている。