07, 03. 2013 アスファルトの感触


昨日午前中は、大きな結晶の牡丹雪が舞った。ガラス窓に当ると、融けてずり落ちて行く。桃の花が傷んで来たので、雛人形を片付けた。前日成形した中央部を付合わせにして両端を筒状にした立体の両端に、陶土入りの礬水を施した。少し厚みが出始めた先に作った立体に、陶土を多めに入れた礬水を施した。正午を過ぎて雪は止んで、薄日が射し始めて来た。

2時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。路上の雪は揺るんで、轍には水が溜っていた。幹線道路は完全に雪が融けて、アスファルトが出ている。ナナカマド公園を東へ通り抜け、住宅街を東へ向う。住宅と住宅の間は双方の屋根から落ちた雪で埋り、屋根の雪がつかえて落ちなくなっている。正午のニュースで、札幌の家具工場が雪の重みで倒壊した映像が流れていた。屋根の雪は1m50cmを越えていたという。東は晴れていたが、西は雪雲に覆われていた。陽が雲に入ると、すっと気温が下がる。






東の沢には、鳥の姿が見られた。密集した枝の間を忙しなく動き廻っている。コガラとヤマガラだろうか。ヒヨドリの姿も見られた。沢に沿って北へ向う。上空に鳶が舞っていた。小鳥を狙っているのだろうか。タラノキの芽が膨らんでいた。






沢を離れて住宅街を北西に向い、沢の支流の窪地を通り抜ける。窪地に投げ込まれた雪は膨大な量に達していた。これでは春の野草を目にするのが遅れてしまう。桜の冬芽が膨らんで色付いて来ていた。イタヤカエデだろうか。梢の冬芽が膨らんでいた。三番通りは雪が完全に融けて乾いていた。スーパーの駐車場も、雪が融けていた。真冬は、横断歩道と駐車場が凍って滑る。久々にアスファルトの感触を楽しんだ。路面を気にせずに歩けるのは気分が良い。



今朝は曇空。午後からは雨の予報も出ている。週末はまた気温が下がるらしいが、雪解けが進むものと思われる。