04, 10. 2013 梢寂しく


昨日も青空が広がったが、強い西風に乗って、時折大きな量塊の雲が流れた。湿度は未だ、70%を超えていた。洗濯機を仕掛けて、モデリングの作業に入る。一段落して、戴いた種子を、大きめの鉢に蒔いた。午前中の作業に亀裂が入り、午後から補正に時間を取られた。漸く補正を終えた3時前に、散歩に出かけた。

西の空から、秋とは思えぬ水蒸気たっぷりの大きな量塊の雲が伸びていた。前日窪地のオオウバユリが刈られてしまったのを見たので、鉄道林前のオオウバユリを見て来ることにした。NY在住のンさんに、種子を送らなければならない。庭にも2本出ているが、今年の株は勢いがない。シラカバ公園を南へ抜ける。落葉が進んで、梢が明るくなっていた。東町公園も落葉が降り積っていた。色付きが早かったエゾヤマザクラは、半分以上葉が落ちてしまっている。南の緑地帯傍のヤマボウシは、実を落としていた。





緑地帯を抜けて、鉄道林前の道に出る。此処も草刈りが済んでいたが、手前に近隣の方々が様々な植物を植え込んでいることもあって、オオウバユリは無事だった、充分殻が枯れ色になり、割れ始めた来た頃が採種時期となる。栗の実が数多く落ちていた。中央の沢の東の遊歩道を、落葉を踏締めながら来たへ戻る。落葉松に絡まったヤマブドウの葉が色付き、もう葉が反り返っているものもあった。やがて宿主の落葉松も黄葉し、葉を落とす。





沢を離れて、住宅街を折れ曲がりながら北東に戻る。刈り込まれたベニシタンが、実を赤く染めていた。空家ではないかと思われるお宅に、ウドが花を付けていた。奥の庭木が2本、枯れていた。萼片を開くのが遅かったヤマボウシは、未だ実を付けていた。6月下旬に甘い香りを放っていたハシドイは、もう葉が殆ど落ちて、つんと上を向く実が残っていた。






今朝は雲なく良く晴れている。気温が下がりストーヴに火を入れたが、小一時間経った今も、中々温まらない。