20, 11. 2013 桜の冬芽


昨朝の雨は10時過ぎには上がり、次第に雲が切れて薄日が射して来た。薄暗いよりは気分良く仕事が進む。作業の合間に、前日掘り上げた植物の荷造りをした。二度目のモデリングを終えた2時前に、小包を送りに郵便局へ向う。青空の領域が広がり、風もなく暖かかった。小包を出して、南へ足を向ける。小学校脇の白樺は葉が落ちて、巨大なヤドリギが全容を見せていた。枝先には、雄花が見えていた。



東町公園を南へ通り抜ける。葉が落ちた山桜の枝先に、冬芽が見えていた。花が開くのは5月の上旬。長い期間を耐えることになる。鳥の姿が見られたが、高いナナカマドの梢で、種は確認出来なかった。鉄道林前の道を西へ向う。南西の雲に陽が入って行く。太陽の軌道が、随分低くなっている。




中央の沢の東の遊歩道に入る。沢の樹々の葉が落ちて、遊歩道は明るくなっていた。何度も見上げたヤマブドウは、宿主の樹の葉も全て落ちて、実の数の多さに驚かされた。もう朽ち始めて、萎んでいる実もあった。落葉松林も大分葉が落ちて、西の空が見える様になって来た。地面を赤茶色に染める落葉が、掃き集められていた。




沢を離れて、住宅街を北東に戻る。何時も余り実を付けぬシラカバ公園のホウノキの下に、大きな実が数個落ちていた。梢にも実が残っている。今年は何処のホウノキも、良く実を付けた。雲から抜け出た西日が、暖かい。路面には自らの長い影が出来ていた。



早朝の天気予報では、午前中は70%の降雨の筈だったが、風は強いが良く晴れている。薄暗いよりは明るい方が良いが、天気予報は相変わらず良く外れる。