20, 10. 2015 恵みの秋晴れ


予報とは異なり、昨日は早朝浮かんでいた雲が間もなく消え、全く雲なく良く晴れた。新たな和紙に地塗りの絵具を施して、庭に出た。今日のゴミの集荷に合わせて、植物の切り詰め作業を進めた。最も大変だったのは、南東の角のヤハズススキ。長く伸びた茎が硬く、切り刻むのに苦労した。未だ咲いているシオンなど、切り詰めなければならない種も残ってはいるが、最悪雪が来ても何とかなる状態になった。

午後もう一度絵具を重ねて、散歩に出掛けた。ナナカマド公園を南へ抜ける。遊歩道は、赤いトンネルになっていた。南の住宅街の、オオヤマレンゲを見に立寄る。輝いていた赤い実が落ちて、哀れな姿になっていた。少し東のサンシュユも、黒ずんだ実が増えていた。東の沢手前の公園のホウノキは葉が枯れて、凄惨な姿になっていた。此の枯れた葉の中に、冬芽が膨らんでいる。沢のカラマツの葉が、大分色付いて来ていた。






2番通りを渡り、沢に沿って北へ向う。タラノキは、葉を皆落としてしまっていた。沢から西に突き出たアカシア公園の紅葉も、最終盤。住宅街を、西へ戻る。咲き遅れのミヤギノハギやシロバナハギが、未だ花を付けていた。何処のヤマボウシも実を落として葉が赤くなっているのに、葉が青く実を盛大に付けているヤマボウシがあった。植物の世界ののんびり者達。








未だ葉を残して、実を見せているツルウメモドキを見付けた。赤い実を見せていたスズランは葉が枯れ、実も萎み始めていた。



昨夜南の低い空に三日月が見えていたが、今朝は雨で敷石が濡れている。昨日切り詰め作業を済ませて、正解だった。