07, 07. 2013 エゾサンザシの実


雨は上がったものの昨日は雲が厚く、蒸し暑い一日となった。教室を済ませて、油絵具の処理をしたゴミが入った袋を庭に出す。K氏から戴いたタカネハンショウヅルの蔓が伸びて来ていた。覆い被さっていた幹の下から出たスモークツリーの枝を数本切り取って、蔓をスモークツリーの幹に導く。K・Kさんが送って下さった磁器粘土が届いた。直ぐにお礼のメールを入れる。アトリエの床を磨き、新たな磁器粘土を水に浸して、夕食の素材を買い求めに出かけた。

美しい花を付けていたマルメロに、実が出来始めていた。トウグミにも、つんと尖った実が出来ていた。住宅街の中の畑では胡瓜が背丈を伸ばして、花を付けていた。彼方此方のお宅で、ラベンダーが咲き出していた。湿った空気に。花々の香りが濃厚に溶け込んでいる。雲間から薄日が漏れると、暑さが増して来た。






東の沢の西の道を北へ進む。沢を背にしたお宅では、今年もフウセンカズラが葉を広げていた。物置の壁日、蔓を這わせる竹が組まれていた。塀の上からからクガイソウが涼しげな花を見せていた。植物園の西側のクガイソウを思い出す。今年は植物園を歩く時間もなく、ハンカチノキも見損なってしまった。沢に隣接するあかしあ公園のオニグルミは、実が大きくなっていた。エゾサンザシが赤く見える。近付くと、花が落ちて朽ちたあと、緑色の実が出来、やがて赤くなることが判った。未だ白い花も残っていた。黄色味を帯びた葉と赤い実は、花の次期より華やかだった。







沢を離れて北西へ向う。先日見かけたカルミラは、満開に近い状態だった。開いた花より、蕾が可愛らしい。スーパーで買物を済ませ、南西へ戻る。柿の実の姿が目立つ様になって来ていた。



今朝は雲なく良く晴れている。強かった風も治まった。気持ちが良いのか、猫達が敷石の上で日なたぼっこをしている。