25, 06. 2013 エゾサンザシ


前日より雲が増え、空の青は幾分弱まったが、昨日も晴れ間が続いた。漸く厚みが7mm程になったメビウスの輪に、陶土入りの礬水を施す作業が続く。分厚く塗布すると亀裂が入るので、我慢比べ。焦りも出るが、此の状況を続けるしかない。1時間余の散歩に出る時間を除いて、殆ど立体に張り付きの状態。やるべきことが溜っているが、手が廻らない。

三度目の塗布を終えて、買物がてらの散歩に出かける。不自然な姿勢での作業が続くので、膝の調子が良くない。歩き出す前に庭を廻って足慣らしをする。シラネアオイに、竹とんぼの様な実が付いていた。やがて膨らんで、中に薄い種子を形成する。家の東側のアトリエに続く通路脇のジギタリスが咲き出した。他所のお宅より随分遅れて、アサツキも花を開き始めた。





少し膝の調子が良くなって歩き始める。帰りがけにスーパーへ立寄ることにして、南東を小さく廻ることにした。住宅街の中の畑は、作物が背丈を伸ばしていた。右手前は、馬鈴薯だろうか。ノバラが咲き出した。オオヤマレンゲは未だ蕾も有るが、大半は花期を終えて花心が緑色に伸びて来ていた。





前日エゴノキを見たので、近隣では最も大きな樹を見に立寄る。白くなった蕾が数多く付いていた。此の樹は、実も面白い。3月の雪で折れたツリバナの木は見事に付いて、数多くの花を付けていた。葉の勢いも佳く、巻いたテープが見えぬ程になった。ヤマボウシも木のサイズには似合わぬ程、数多くの花を付けている。






沢から西へ突き出したあかしあ公園では、エゾサンザシが咲き始めていた。花の様に黄色かった若葉は、殆ど緑色に変じていた。公園の草原には、コウリンタンポポに混じって、ブタナが咲き始めた。何度除草機で刈られても、直ぐに生えて来る逞しい花達。最上部の写真もエゾサンザシ。近隣では最も早く色付く林檎には、もう袋が掛けられていた。





スーパーに入る前に、裏手から原野を見渡す。上空は良く晴れているのに西の空は雲が多く、山並みは霞んでいた。草むらを見ると、クサフジが花を付け始めていた。秋の初めまで、長い期間楽しめる。



今朝も良く晴れている。風が強いので、植え込んだ植物に水を撒いた方が良いかもしれない。