20, 06.2013 ハリエンジュ


空梅雨だった本州にも、漸く雨が降った。程良く間をおいて降れば良いものを,土砂降りの雨は洪水や土砂崩れが懸念されている。6月は当地の最も良い季節なのだが、今週は雨で薄暗い日が続く。メビウスの輪に入った亀裂との闘いが続く。大分数は減って来たとは言え,未だ10数本の亀裂が治まらない。将に根比べ。数度目の補正を終えた2時半過ぎに,買物がてらの散歩に出かけた。サクランボの実が,一回り大きくなっていた。シラカバ公園を西に抜け,住宅街を西へ向う。栗に長い雄花が下がっていた。公団アパートの庭の栗は,春に無惨に剪定されて葉が僅かしか残っていない。




2種のミヤコワスレが花を開いていた。間にはクジャクシダが植えられ,中々佳い風情。大きなオオデマリの樹が、円く数多くの花序を重そうに下げていた。ジョウロウホトトギスが大分背丈を伸ばしていた。K氏に戴いたジョウロウホトトギスは,しっかり根付いたが,未だ背丈は余り伸びていない。北の沢のトチノキは花が散って,小さな実を付けていた。






三番通りを越えて,北の住宅街に入る。小公園のハリエンジュが咲いていた。藤の花と同様,咲き切った姿よりも,花序の半ばまで咲いた姿が佳い。ゴンズイではないかと思われる花木を見に立寄る。蕾が膨らんでいた。幹の下の脇芽に付いた花序を見ると、僅かに開いていた。図鑑で調べるとゴンズイの花も実度色を帯びている。もう少し様子を見たい。南天にも花序が上がって来ていた。庭の南天がこの位の大きさになるのは何時のことだろうか。






夕食の素材を買い求めて戻る。空地には,コウリンタンポポムラサキツメクサが咲き始めていた。



今朝は昨夜来の雨が降っていたが,雨が上がって敷石が乾き始めている。6月も中旬を過ぎたのに,気温が低い。先刻からストーヴの火を入れている。