10, 08. 2013 久々の雨


本当に何日振りのことだろうか。昨日は前夜からの雨が、午前中降り続いた。強い雨ではなく、地面に吸い込まれて行く佳い雨。モデリングの作業の合間に、杉山さんの妹さんと画廊のHさんに、礼状を作成する。雨は正午前、一旦上がった。雨が止んでいる内にと、1時過ぎに投函紙に出かける。前日より気温が下がった分、少し蒸し暑さは緩和されたが、空気が湿って粘り着く様な感じだった。

郵便物を投函し、もう1本見付けたネムノキを見に南へ向う。南の緑地帯に隣接するお宅の庭のネムノキだが、余りに背丈が高くて、随分長い間気付かなかった。花弁の様に見える萼片を落としたヤマボウシの実が、少し大きくなっていた。手前の樹もかなり大きいのに、その奥にネムノキが聳えていた。冬の寒さが厳しかった所為か,此処のネムノキも枯れ枝が目立つ。花は北の方にあるネムノキよりもかなり多く付いていた。もう少し背丈が低いと、良く見えるのだがと惜しまれる。




緑地帯を南へ進む。遊歩道に実が数多く落ちていた。見上げると、シナノキだった。緑地帯を東へ抜けて、住宅街を東へ向う。2軒の柿の木のあるお宅へ立寄る。実が少し大きくなって来ていた。






庭のツリガネニンジンは盛りを過ぎたが、見頃の花が咲いていた。ツリガネニンジンのあるお宅は珍しい。ウドが花序を上げていた。庭にウドを植えておいでのお宅は、結構多い。




東の沢を廻って戻る積りだったが、時折雨粒が顔に当たる様になって、住宅街を北へ戻る。ウイキョウが益々背丈を伸ばしていた。低く刈り込んだムクゲが花を付けていた。地面近くで咲く花は、一瞬何の花だろうと思わせられた。先日草刈りをしたばかりなのに、草地には背丈の低いノラニンジンとムラサキツメクサが咲き乱れていた。刈られていない場所の2種は朽ち始めている。





夕刻前から強い雨が降り出した。東北地方の雨が酷い。住民の方々は、経験したことのない雨と話されていた。雨は上がって、今朝は曇空。梅の実が落ち始めた。此の実も処理をしなければならない。