31, 08. 2014 木の葉色付く


夏日の気温の快晴の日が続く。プリンターが届かぬので、庭仕事を進めた。秋の虫は凶暴で、着衣の上からも刺す。庭仕事を終えると、数カ所射された跡がある。代々木公園で蚊に射され、デング熱を発症した患者が現れた。都心の大きな公園なのに、広がらなければ良いのだが。2時を過ぎて、プリンターが配達された。早速プリントに取り掛かる。インクのランプが、黄色く点いている。調べると、白いインクが切れていた。有彩色のインクは、多めに買い求めてあったが、白いインクは予備がなかった。札幌へ買いに出るには時間が遅い。今日買いに出かけることにして、切り詰め作業を進めた。

3時過ぎに買い物がてらの散歩に出かけた。ナナカマド公園を東へ抜ける。カシワバアジサイの花序が地に触れんばかりにお辞儀をしていた。庭のカシワバアジサイは、先日切り詰めた。直ぐ横で、アマチャの装飾花がすっかり赤くなっていた。




住宅街を東へ向う。あかしあ公園の楓が赤く染まっていた。東の沢の西の道を北へ向う。花が終ったタラノキに、実が付いていた。もう暗紫色に変じた実もある。ホウノキの実が赤味を増していた。亀裂が入ったら、鴉に先んじて実を拾わなければならない。






住宅街を北西に向う。マルメロの実が大きくなっていた。ひょろひょろと背丈を伸ばして咲いているエゾトリカブトに、中程まで竹が結わえられてあった。エゾトリカブトの花は佳い。スーパーに入る前に、原野を見渡す。上空は真っ青なのに、西の山並みは雲を載せていた。





食材の入った重い買い物袋を下げて戻る。葉の色付きは楓のみではなかった。中央分地帯のシナノキもオオバボダイジュも、葉が黄色くなり始めていた。今日で葉月もお終い。短い秋が駆け抜ける。