19, 06. 2013 チシマギキョウ


すっきりせぬ天候が続く。昨日も午後から陽が射して明るくなったが,午前中は薄暗く肌寒かった。メビウスの輪に無数に入った小さな亀裂が,大きく長い亀裂に集約されて来た。分散されていた歪みが数カ所に纏まって来た訳で,今までの体験から間もなく治まってくれるものと思われる。2時半過ぎに散歩に出かけた。歩き出す前に,庭を一巡する。雨で植物は生き生きしていたが、雑草も伸びて来ていた。余り酷いので,30分程雑草取りに掴まってしまった。家の西側では,花序を上げていたハゴロモグサが咲き始めた。緑色がかった小さな花の集積の花序を持つ此の種は,添えに都合の良い便利な花。花期が長いが,早めに切詰めないと,種子を飛ばして増殖する。アトリエの東側の敷石の間で,チシマギキョウが花を開き始めた。背丈は10cm足らずだが、花は美しい。





雑草取りに時間を取られ,北東を小さく廻って帰りがけにドラッグストアで日用品を買い求めて来ることにした。車庫の上で,ハマナスが咲いていた。白いハマナスを見に立寄る。やはり,白い花の方が美しい。




東の沢の西の道を北へ向う。ホウノキは半ば散って,花心がつんと伸びていた。先日北の沢で見た樹木と同じだろうか。巨木が白い花序を付けていた。





三番通りを越えて,高速道路の西の道を北へ下りる。ハリエンジュの様子を見たが,北風に晒される位置の所為か,未だ開花していなかった。ヤマグワは赤く色付いていた。やがて暗紫色となり,地面に落ちて路面を黒く汚す。南西に戻り,買物を済ませる。三番通りの中央分離帯のオオバボダイジュの蕾が,大分膨らんで来ていた。



昨夜は赤みがかった半月が見えていたが、今朝は曇空で肌寒い。週末までに何とか亀裂を押さえ込み,充分な厚みを付けてしまいたい。