13, 06. 2013 オオヤマレンゲ


昨日の朝方の雲は10時過ぎには流れ去り晴れ渡ったが、終日強い風が吹き荒れた。見合わせていた水撒きをする。アトリエの入口から壁に沿わせて植えてあるホウチャクソウが咲き始めた。同じ場所にチゴユリも植えてある。チゴユリが先ず咲いて、発芽の遅いホウチャクソウチゴユリに覆い被さる様に伸びて咲く。先端が僅かに緑色を帯びた佳い花。地下茎を延ばし、繁殖力が強い。家の西側では、アサツキが蕾を上げていた。




空間に詰め物を増やして、亀裂が幾分治まって来た。未だ油断はならないが、この態勢で作業を進めることにする。3年前の夏、和紙の立体を礬水で固めようとして不首尾に終った経験があるが、気温も関係しているのかも知れない。暫くは我慢の日々が続くことになると思われる。2時半過ぎに、夕食の素材を買い求めに出かけた。少し南を廻ってスーパーへ寄ることにする。2つ並んだ蕾を上げていたヒョウタンボクが開いていた。庭のチシマヒョウタンボク程ではないが、花心の部分が華やかな花。南の公園へ辿る道を曲がって、唖然とした。焦茶色の芽を出し、漸く葉が開いて来た北側の樹々が、無惨に剪定されていた。厳しい冬を耐え、漸く葉を開いたばかりなのに、何故此の時期に剪定するのか判らない。




昨年見付けたオオヤマレンゲを見に立寄った。花が咲き始めていた。花心の淡い紅色が佳い。北へ向い、大きなマルメロのあるお宅の前を通る。マルメロはもう満開状態だった。スーパーに入る前に、裏手に廻り原野を見渡す。西の山並みがくっきり見えていた。






買物を済ませて、三番通りを西へ戻る。車の流れが途絶えた折に、中央分離帯に渡ってみた。シナノキにも,オオバボダイジュにも托葉と蕾が下がっていた。あと一週程で開花しそうな状態だった。荷物が軽かったので,少し西を回り道する。エゾノコリンゴは花が散って,小さな実が出来ていた。昨年夏に実が落ちてしまった柿を見に立寄る。柿の花は見難いが,小さな蕾が上がっている様に見えた。今年は秋まで実を付けているだろうか。





朝方は雲が多く風が治まっていたが,先刻から風が強まり空は真っ青に晴れ渡って来た。明日から天候が下り坂の予報が出ているが,水撒きをしなければならない。