14, 06. 2013 ミヤマトウキ


時折大きな量塊の雲が南から北へ流れたが,昨日も終日良く晴れた。強い南風が吹くので乾燥を考え,洗濯機を仕掛けて庭に水撒きをした。立体に入った亀裂を補正する作業を続ける。大きな亀裂は治まり,亀裂の数が少なくなり始めた。強引に納めて、形状が安定する5mm程の厚みに早く達したい。

2時半過ぎに散歩に出かけた。段重ねに咲く忍冬を見て来ようと,南へ向う。賑々しかった球根植物が花期を終え,色の強い躑蠋や牡丹が盛りとなっている。タカネナナカマドに小さな実が出来ていた。淡い紫色の躑蠋が咲いていた。強烈な色のレンゲツツジよりこの種の方が好ましい。早くもハマナスが開花し,ヤマボウシが萼片を拡げて来ていた。






南の住宅街を西へ向う。気に入りの庭のツキヌキニンドウは,予想より開花が進んでいた。円い葉の中心に放射状に並んだ花が,3段重ねで咲く不思議な植物。先に開花した下段の花は,一部白を通り越して,黄色くなっている花もあった。長い期間をかけて積上げた花は,開花すると花期は短い。南側の門柱の傍に,ヒメウツギが咲き始めていた。






中央の沢の階段を下りてみる。夏特有の緑の匂いが満ちていた。大きく花序を開いたミヤマトウキが咲き始めていた。階段を上り,東の遊歩道を北へ進む。池の水面が煌めいて,逆光の木々の葉が美しい。二番通りを越えて,北の沢の遊歩道に入る。巨木に白く花序を広げる花が咲いていた。随分此の道は通って来たが,此の花を目にするのは初めてだった。巨木の割には繊細な表情の花。名称は判らない。沢を離れて,住宅街を東へ戻る。南から大きな雲が流れて来ていた。






予報通り今朝は曇空。先程から雨が降り始めた。随分長い間降雨がなかったので、植物には恵みの雨となる。