12, 06. 2013 マルメロの花


昨日も終日、夏日の晴天が続く。日課となった水やりの作業を済ませる。家の東側で、青い星の様なチョウジソウが咲き始めていた。もう少し咲き揃ったら、再登場させる。昨年花付きが悪かったエゾゴゼンタチバナに花が咲いていた。株数は随分増えて来ている。油絵を描きに見えている方から戴いたヤグラネギに、面白い形状の花芽が出ていた。





亀裂の原因が掴めて来た。形状の内部を支える力が不十分になると、水分を含んで伸びた和紙が収縮する折に出来るものと思われる。身近にある様々な物を内部に詰め込み、曲面の張りが充分になる様にセットし直した。2mm程になった厚みの陶土を剥がしてやり直すことにした。長く続く曲面の形状への塗布はサイズが大きくなると難しい。2時半過ぎに散歩に出かけた。イチイの生垣の奥で、マルメロが開花していた。花心に近い部分が僅かにピンクになる美しい花。帰りがけに今日の夕食に浅漬けを出そうと、北東へ進む。先日円い芽を見せていた無花果が、もう特徴のある葉を開いていた。今年も実を楽しませて貰える。アパートの駐車場脇で、ヒレハリソウが咲き出していた。






東の沢に沿って、北へ向う。沢の底から伸びているホウノキの巨木が、数多くの花を開いていた。下に出ていた枝が雪で折れ,花心が見られない。三番通りを越えて北へ進む。遅れていたハリエンジュも、漸く梢にヴォリュームが出て来た。左側の樹がヤマグワであったことを思い出して近寄る。凹凸のある表面に、小さな棘を付けた実が、数多く生っていた。






住宅街を南西に戻る。昨年里芋が植えられていた畑の前を通る。植え込まれた野菜は背丈を伸ばしていたが、里芋らしき野菜は見当たらなかった。白蕪や胡瓜、キャベツで重く膨らんだ買物袋を下げて戻る。他所のお宅よりも開花が遅れていた藤が開き出していた。柿の木の葉の根元に、小さく目立たぬ花が付いていた。




列島に接近している台風の影響か、今日は風がとても強い。大きな量塊の雲が、南から北へ速い流れで移動して行く。週末まで雨は降りそうにないので、水撒きの作業から始めることにする。