11, 11. 2012 落葉松


時折雲が広がったが、昨日は良く晴れて気温も少し上がった。水平に棚引く雲が、東へ流れて行く。教室を終えて掃除を済ませる。夕食の素材を買い求めに出る前に、アトリエ入口に出してあったゴミ袋を内庭に運んだ。小鳥が飛び立って、東隣の家のイチイに止った。一羽はコガラの様に思われたが、もう一羽は余り見かけぬ小鳥だった。




南東を廻ってからスーパーへ行こうと、南へ向う。前日の雨で落葉が進み、空が広くなっていた。ヤマブドウを絡ませたエゾノコリンゴが、未だ葉も実も残していた。鉄道林傍のマルメロを思い出し、住宅街を折れ曲がりながら南東へ進む。野菜は全て収穫済みで、綺麗に整地されていたが、マルメロは未だ残されていた。マルメロの木は方々で見かけたが、こちらのお宅の木が最も実の付きが良い。来年の花の時期が愉しみとなった。





北東へ進路を変え、東の沢へ向う。沢に隣接する公園のホウノキは、葉が僅かしか残っていなかった。大きな落葉が根元を埋めていた。落葉が進んだ沢から、一番通りの住宅が透けて見えていた。





沢に沿って北へ向う。沢を背にしたお宅の前で、落葉掃きの様子が見られた。花の時期から楽しませて貰ったヤマボウシは、実を付けたまま冬囲いが施されていた。




二番通りを越えて、沢沿いに北へ向う。沢に隣接するあかしあ公園のハリエンジュが全て、厳しく剪定されて丸坊主になっていた。佳い日陰を作っていたのに、哀れな姿になってしまった。奥のオニグルミは無事で、冬芽を見せていた。沢から枝分かれした窪地の横を通る。落葉松の葉がすっかり茶色となり、道路には茶色の針が積っていた。





今朝は雲なく良く晴れている。天気予報で最低気温が1度と報じられ、昨夕未だでていた鉢物を屋内に取り込んだ。此の青空では気温が下がるのも無理はない。