27, 05. 2013 緑色の花


久々に雲なくすっきり晴れ上がった昨日、洗濯機を仕掛けてスパイラルの作業に入ろうとした矢先、来客があった。義妹の次兄とその長男だった。席を外す訳にもいかず、午前中が潰れてしまった。昼食後、スパイラルの底に出来た亀裂の補正をする。移動させる度に亀裂が入るので、何か方策を講じなければならない。一仕事終えたら、2時を過ぎていた。今日、明日と晴天で気温が上がる予報が出ているので、植込み作業は諦め、植え込んだ植物とトレイのポット植物に水を掛けて、散歩に出かけることにした。

クロユリの蕾が色付いて来ていた。10m以上親株から種子を飛ばして自然発芽したノビネチドリの花序が伸びて来ていた。クジャクシダの芽が緑色になって来た。葉を広げると、名称通り扇型に大きく広がる。





空は良く晴れているが、風が未だ冷たい。住宅街の中の公園の名称不明の樹を見上げる。焦茶色の芽は花芽の様だった。少し開いているものもある。目立たぬながら、花に相違ない。見上げている内に、東の公園のハルニレを思い出した。あの赤い花芽の其の後を見て来ることにした。鉄道林前の道に出る。水芭蕉は花期が終り、葉が大きく伸びて来ていた。投げ込まれた雪で発芽が遅れた場所に、花が付いた株が残っている。ザゼンソウの花の脇から、太い葉の芽が出て来ていた。ザゼンソウは花が先で、葉は後から出て来る。








東へ進み、団地の東端を北へ向う。以前は沢だった公園の斜面に聳えるハルニレは、梢が緑色に煙っていた。何時もこの時期は野草を見ることに追われて、赤い芽のその後は見ていない。近付くと緑色に煙っていたのは、葉ではなく、あの赤い花芽が変化したものだった。葉の芽は未だ開かずに、尖った姿を見せていた。




日時計のある公園を通り抜け、東の沢の西の道に出る。蕗の薹を採取した空地は、蕗の葉が大きくなり、蕗の薹は花序を立ち上げていた。沢に隣接する公園のホウノキが葉を開き始めた。赤い梢を見せていた楓は、梢の赤味が失せて若葉を開いていた。住宅街を折れ曲がりながら、北西に戻る。ヒイラギナンテンに、僅かに黄色い花が見えていた。此処のお宅のヒイラギナンテンは、生垣のずっと奥にあって良く見えない。忘れぬ内に、他のヒイラギナンテンを見て来ることにしよう。





今朝は昨日来の晴天。最高気温は26度と夏日の予報が出ている。明日も好天の予報なので、植込みの作業を進めたい。