22, 05. 2013 アミガサダケ


漸く晴れて暖かくなった昨日,庭仕事をした。前日枯葉や茎を詰め込んだゴミ袋を集荷場所に運び,内庭の外周の枯葉や茎を集め,折れた枝の始末をする。気温が徐々に上がり,着込んでいたカーディガンを脱いでも,寒さを感じぬまでになった。前日ぽつぽつと開き始めた梅は、瞬く間に咲き揃った。花が終ったら,昨秋以降伸びた枝を切らなければならない。ヤマシャクヤクが蕾を上げ,バイモも蕾を付けていた。





ゴミ袋が一杯になると,集荷場所へ運ぶ。2つ運んで庭の南西の角近くまで仕事を進めた折,大きなアミガサダケを見付けた。通路の墨に2つ出ていた。付近の枯葉を取除くと,かなりの数のアミガサダケが出ている。雨が多かった為か,枯葉の除去が遅れた所為か,例年よりも数が多かった。食用になるらしいが,このご面相では食べる気にはなれない。





2時半過ぎまでかかって、あと西側を残すのみとなったが、流石に草臥れた。家に入り一休みして,帰りがけに甘味を買い求めて来ようと散歩に出かけた。住宅街を東へ向う。白い木瓜が蕾を付けていた。庭の白い木瓜も,この様に切詰めると良いかも知れない。東の沢は緑が濃くなっていた。もう沢の東は若葉で見えなくなっている。




沢に沿って北へ向う。焦茶色の円い芽を出していた名称不明の樹々は,もう茶色がかった葉を出していた。毎年花を見損なう。ショウジョウバカマに似た植物は,花期が終っていた。此処のお宅は,山野草が多い。見事なオオバナノエンレイソウの株があった。この位の株になるには、随分年数が必要と思われた。





札幌より遅れて咲き出したと内の桜も満開になり,もう散り始めている。赤味の強い山桜が多いが,時に白い桜も見かけられる。赤味が少ない方が,断然佳い。甘みの強い和菓子を買い求めて戻った。



昨夜丸みを増した月が見えていたが,今朝は曇空で風が強い。岡山の花籠を編まれる作家から,明日見えるとい連絡が入った。小樽までフェリーで北上されるらしい。後少しゴミの整理が残っているが,仕事の合間をみて進めることにしよう。