19, 05. 2012 輝く若葉


幾分気温は低めながら、昨日も好天となった。寝室のゴミを所定のゴミ袋に入れ、余った容量に庭のゴミを詰め込もうと、庭に出る。雑草の伸びが早い。つい先日雑草取りをしたばかりなのに、もう新たな雑草が生え、取り残したものは大きくなっている。ゴミ袋を一杯にして、集荷場所へ運ぶ。西の境界付近のエゾハナシノブの蕾が膨らんで来ていた。三箇所に植えてあるが、ここ数年は此の株しか花を付けない。チシマヒョウタンボクに、蕾が付いていた。今年は蕾の付きが良くない。四箇所の中で最も早く花を開いたニリンソウが、花期が終って茎が倒れ始めていた。葉は間もなく黄ばんで朽ちる。倒れた茎を取除いたら、アツモリソウが現れた。1株には花芽が出ていた。最も遅い場所のニリンソウは、漸く花を咲かせ始めていた。






モデルの果物を刻んで、砂糖とワインを入れたシロップに入れた。パイン、ドラゴンフルーツ、パパイア、数数個のキウイとデコポンで、大きな密栓容器に2つ出来上がった。今日の教室の茶受けと、夕食のデザートに使用する。

午後から札幌へ出かけた。駅前からバスで、道立近代美術館に向う。バス停傍の銀杏の巨木の若葉が、陽を受けて輝いていた。案内状では美術館の西側にある筈だが地図が適正でなく、少し判り難かった。喫茶店の壁を使用した個展で、喫茶店はレトロな感じで悪くはなかったが、照明が幾分暗過ぎた。E氏の作品は赤と黒が基調なので余り影響を受けていないが、自分の作品には不向きな空間だった。お茶を飲んで一休みして、美術館の北側の道を東に向う。突き当りに知事公館と三岸記念館の庭の入口がある。彼方此方に東屋やベンチが置かれた空間は、若葉が美しかった。





三岸記念館の脇から、北2条通りへ出る。歩道が広く、緑が多いこの道は歩き易い。人通りが余りないのが気に入っている。ここ数年で、マンションが建ち並び、空を覆ってしまっているが、以前は空が広かった。突き当りの植物園の西の道を北へ向う。ライラックが咲き始めていた。白い花を付けた巨木が、彼方此方に見られた。梨の花に似ているが。背丈が高い。塀に沿って東へ曲り、駅へ向う。蕗や野草の背丈が伸びていた。白い花を付けた野草があり、庭にも咲くコンロンソウかと思ったが、葉が異なっていた。セリ科のシャクかも知れない。人混みを避けて、I邸の東を通り、高架の手前の道を東へ戻る。紀伊国屋書店に立寄り、本を物色して戻った。







今朝は曇空。満開だったクロフネツツジが散り始めている。間もなく内庭の主役は、西のシャクナゲツツジに移行する。