07, 05. 2016 薄暗い一日

陽の射さぬ薄暗い日が続く。仕事も出来ず，ゴミの集荷日だったので，庭仕事に取りかかった。西の落葉や切り残しの茎を集めるのが目的だったが，一斉に発芽して伸び始めたタンポポに掴まった。少しでも小さな内に退治しないと、垂直に根を延ばしておおごとになる。家の東側の除草を済ませ，西側は片付けながらタンポポの除草を進めた。

玄関前の植込みのチシマザクラが見頃になっていた。クロユリが蕾を上げ，オキナグサとアミガサユリが咲き始めた。庭の彼方此方で，シラネアオイも開花し始めた。例年よりかなり早い。日射しのある折に，再度登場させる。

午後日射しは望めそうにないので，アトリエの床から作品を外して散歩に出掛けた。南の住宅街を，東へ向かう。彼方此方のレンギョウが，薄暗い中で人工光線の様に明るさを見せていた。ホウノキの冬芽が、外套を脱ぎ始めた。かなりの重ね着らしく、未だ花弁は見えていない。沢に沿って北へ向う。沢の底から伸びている大木のオニグルミの芽が吹いていた。沢との落差で，枝を目の前で見ることが出来る。３番通りへ抜けようとして，空地のサクランボが咲き始めているを見付けた。

北住宅街を，西へ戻る。フジも芽を吹いていた。前日大通公園のライラックの蕾に驚いたが，当地のライラックも蕾を上げていた。赤い芽を見せていた蔦は，早くも小さな葉を広げていた。少し回り道をして、何時も見上げて通るサクランボを見る。陽当たりの良い位置なので，もう８分咲きの状態だった。最上部の写真も，サクランボ。

今朝も曇空。雨が降り始めた。強い風で，庭木が身を捩っている。今年の大型連休は，天候に恵まれなかった。