13, 05. 2013 青い土手


昨朝の晴れ間は長続きはせず,終日厚い雲が広がっていた。風が強く,庭仕事をする気分にはなれない。洗濯機を仕掛けて,スパイラルの接地面を補強する作業を続けた。長さも幅も増えて,中々厚みが増さない。1cmは超えているが,負担のかかる部分なので倍の厚みは必要かと思われる。

礬水に溶かした磁器粘土を使い切り,新たな粘土を水に浸して散歩に出かけた。前日よりは幾分暖かいが,相変わらず風が強い。歩き始める前に,庭を一巡する。タッタソウの花が増えていた。咲きがけは紫色が強く,開き切ると薄紫色となる。蟻に実を先取りされることを記したら,MIXY友のSさんが、袋を掛けてはとの提案を下さった。小さな袋を掛けても,その下から茎ごと巣に運ぶ様な気もする。イワウチワも花を開いていた。気掛りだったレンゲショウマが、太くしっかりした芽を出して来た。芽数が増えていた。





短かったエゾエンゴサクの花序が伸びて華やかになっていたので,鉄道林前の土手を見て来ることにした。住宅街を南へ向う。タカネナナカマドにもう花序が上がって来ていた。余り暖かくはないのに,東町公園は子供の姿が多かった。




鉄道林前の道に出る。低い土手は,エゾエンゴサクに青く彩られていた。未だ花序が小さな株もあるので,この先半月ばかりが見頃と思われる。500mばかりを,少しずつ色合いの異なるエゾエンゴサクを見ながら歩く。本来なら,東の窪地まで1km続く此の土手は,半分近くをフラワーロードなる近隣の庭から溢れた園芸種で埋められてしまっている。親睦には役立つだろうが,野草の方が遥かに佳い。








今朝も曇空で,風が強い。列島南部は30度を超える気温の地が続出しているが,せめて20度近い気温になると,気分良く庭仕事が出来るのだが。


イワウチワ Shortia uniflora イワウメ科