26, 04. 2013 エゾエンゴサク


すっきりせぬ天候が続く。昨日も厚く大きな量塊の雲が、東へゆったり流れていた。南に青空が見えていたので、此の高台付近が雲の通り道になっていたのかも知れない。発注した磁器粘土が届かない。電話を入れると定休日らしく、誰も出なかった。1時過ぎで、磁器粘土は底をついた。

風が強く庭仕事をする気分にはなれず、2時前に散歩に出かける。シラカバ公園を通り抜け、南へ向った。未だ所々水溜りが残っていたが、東町公園も通り抜け出来る様になっていた。大きなエゾヤマザクラを見上げる。大型連休中には咲きそうにない。南の緑地帯を抜け、鉄道林前の道に出た。林の雪も殆ど融けて、低い土手が現れていた。東へ戻ろうとして、土手にエゾエンゴサクの葉を見付けた。中央の沢の土手へ向おうと、向きを変える。アカエゾマツの松毬が落ちていた。中程迄毬が取れているものが多い。鳥が実を食べたのだろうか。





中央の沢を見下ろしながら西へ進む。沢の底から伸びている樹に、緑がった猫柳の雄花が見られた。バッコヤナギと呼ばれる種と思われる。沢の底には、僅かに黄色味を帯びた丸い猫柳も見られた。




アンダーパスに続く道に繋がる急な階段を下りる。ナニワズが花を開いていた。未だ花序が短いエゾエンゴサクが花を開いていた。近隣では、此の土手のエゾエンゴサクの開花が早い。





階段下の道を北へ向い、中央の階段を下りて沢を渡る。水はすっかり引いていたが、泥を付けた落葉が広がり、芽が出ているのはオオウバユリのみ。東の階段を上っていると、通行禁止になっている木道を、北から歩いて来る人の姿が見られた。どうやら通り抜けは出来るらしい。佳い散歩道なのに、整備を急いで欲しい。




沢の東の遊歩道を通り抜け、北の沢の遊歩道に入る。漸くミズキが開き始めていた。連休中には見頃になるだろうか。沢を離れて住宅街を東へ戻る。半分近くのお宅が、冬囲いの除去を済ませていた。




今朝は薄曇りで、僅かに陽が射している。磁器粘土の件を確認して、庭仕事をすることにしようか。