27, 04. 2016 青い土手


昨日は前日より気温が下がり,日射しも弱くてすっきりせぬ天候となった。寒そうで気が進まなかったが,ゴミの集荷日なので意を決して庭仕事を始める。半分程縄や枯葉,切り残しの茎等を入れてあったゴミ袋にゴミを詰め込んで,集荷場所に運ぶ。新たな40l入りの袋に、内庭の南と西のゴミを集めて満杯にした。かなり草臥れたので,集荷場所に運んで,作業を終わりにした。あと家の西側の部分を片付けると,一応綺麗になる。遅まきながら、タッタソウが開いていた。チシマイワブキの蕾が上がって来た。赤いのは手を広げた様な形状になる葉。サンカヨウにも蕾が見えていた。アトリエの入口前では,イワウチワが花を開いていた。






午前中は時折陽が漏れていたが,午後に入って雲が厚みを増して来た。仕事は諦めて,散歩に出掛けた。東町公園に続く緑地帯を南へ向かう。酷い剪定を受けたハクウンボクが芽吹いていた。キタコブシが見頃の状態になっていた。更に南のハクモクレンも咲き始めていた。花が一回り大きく,花弁も少し厚みがある。空地だった場所には,平屋の木組みが出来上がっていた。もう10年以上介護施設に入られて空家の状態になっていた裏のお宅が,新たな住人が2世帯住宅を建てられると,挨拶に見えた。陽当たりは悪くなりそうだが,不用心なのよりは佳い。






鉄道林前の道に出る。低い土手が,青く彩られていた。此処のエゾエンゴサクは,花の色が多様なのが面白い。非常に数は少ないが,白い花を付ける株もある。エゾエンゴサクを眺めながら,東へ戻る。北へ曲り柿の樹があるお宅の庭を見る。エゾエンゴサクが花盛りで,奥にはカタクリが咲いていた。





ナナカマド公園に続く遊歩道に入る。ナナカマドの若葉で,空が隠れていた。分厚い雲が流れ,夕刻まで陽が射さすことはなかった。昨夜は半分程に欠けた月が見えていた。今朝は快晴。雲なく良く晴れている。