22, 04. 2015 嵐が去って


強い風と雨をもたらした低気圧が去って、昨日は風も幾分治まり、雲間から陽が射し始めた。仕事が出来る明るさではないので、気に懸かっていた冬囲いの残りを取り外す。大小10本程の樹々の竹と縄を外して、作業を終えた。竹や縄も片付けたかったが、手が凍えて、暖かい日に廻した。

午後に入って、青空の領域が広がって来た。日射しを待って、仕事に入る。一仕事終えた2時過ぎに、散歩に出掛けた。歩き始める前に、庭を一巡する。キバナカタクリとタッタソウに蕾が上がっていた。山葵とニリンソウの花が開木始めていた。風には芯があって未だ冷たいが、半月以上早い春の訪れ。






前日廻れなかった南を廻ろうと、シラカバ公園を南へ抜ける。公園の桜の蕾が、膨らんで来ていた。南の緑地帯の楓の芽も開き始めた。キタコブシも漸く開き出した。鉄道林前の道を、西へ向かう。低い土手に、エゾエンゴサクが咲き始めていた。主がいなくなった南向きの庭にも、エゾエンゴサクの青が広がっていた。







中央の沢の東の遊歩道を、北へ戻る。中程にある階段から、沢を見下ろした。未だ水は退いていなかった。橋の左手は、ニリンソウで白くなる筈なのに、今年は見られないかも知れない。