12, 04. 2013 水浸しの沢


雲はかなり多めだったが流れが早く、昨日も明るい中で仕事を進められた。洗濯機を仕掛けて、厄介な部分の作業に入る。5段目のスパイラルの内側に厚めの陶土入りの礬水を施し,持ち上げた形状の先端部分を支えようと、接地する部分に礬水を何度も施す。中々重みが出て来ないので,礬水の濃度を高めて,陶土の分量を多くしてみた。此の5段目が、作品のポイントになりそう。

2時過ぎに散歩に出かけた。南西を廻って来ようと,住宅街を南へ向う。陽当たりの良いお宅の庭で,ヒマラヤユキノシタの大きな葉の中央に,蕾が見えていた。南の緑地帯の遊歩道も地面が乾いて歩ける状態になっていた。四十雀が飛び交っていたが,他の小鳥の姿は見られなかった。原始林にでも戻ってしまったのだろうか。





鉄道林前の道を西へ向う。中央の沢の水が,南の方まで広がって来ていた。アンダーパスに続く道に下りる階段の雪が解けていた。階段を下りながら,土手の様子を見る。ナニワズに蕾が上がっていたが,近隣では早く花を見せるエゾエンゴサクの芽は見当たらなかった。





中央の沢を西から渡ろうと、鉄道林前の道を西に進む。駅前のスーパー脇から階段へ続く道に入ろうとして,小さな標識にぶつかりそうになった。中央の沢の小川に架かる橋が通れないとの標識だった。来た道を少し戻って,中央の沢の東の遊歩道に入る。エゾヤマザクラの芽が膨らんで来ていた。東の階段には鎖に吊るされた先刻と同じ標識が下がっていた。南東の住宅街の方々は,此の沢を通って駅へ向う。鉄道林前の道を通るよりは,かなりのショートカットとなる。今までに例をみない状況で,通勤や通学の方々が慌てたのだろうと沢を見下ろす。昨秋の終わりの大雨で水嵩が増えていた上に,沢の土手からの雪解け水も加わって,沢の底は水浸しになっていた。





遊歩道を北へ進む。北の沢の遊歩道脇のミズキは花芽が膨らんでいたが,開花には至っていなかった。北の沢の底も水嵩が増して,かなり南まで水面が広がっていた。



今朝は曇空だったが,7時を過ぎて雪が降り始めた。昨夜のニュースで,高山の桜の蕾に降り積った雪の映像が流れていたので、全国的に気温が下がっているものと思われる。雪は8時半過ぎには止んで,雲間から青空が覗き始めている。札幌は今日が積雪ゼロとなりそうと,報じられていた。