12, 05. 2013 一夜明けると
一昨日大通公園でキタコブシが咲き、並べられたベンチで遅れた春の到来を楽しむ人々を目にして来たが,昨日は一転,気温が下がり雨も混じる肌寒い一日となった。数日の日照と気温の上昇で勢いを増した植物達も,首を竦めているに相違ない。庭のエゾムラサキツツジも漸く開き始めた。もう満開に近いお宅もある。イワウチワの蕾が膨らんで来た。キクザキイチゲが花を開いた。昨年よりも花数が多い。サンカヨウには、もう蕾が上がっていた。太く円い芽を見せていたシラネアオイも緑色に変じて来た。雪で発芽が遅れていた東側のヤマシャクヤクも,力強い芽を見せている。芽数が増えているのが嬉しい。数年花を付けていないツバメオモトが葉を広げているが,今年は班を付けるのだろうか。写真は何れも前日撮ったもの。キタコブシと桜に場を譲り,今日の登場となった。
教室を済ませて床を磨き,避難させてあった立体を運び込む。正午前から降り出した雨が少し小降になって来たので,買物に出かけた。しっかり着込んで出かけたのに,とても寒い。もうヤグルマソウが葉を広げているお宅があった。庭のヤグルマソウは,芽を出したばかり。南向きで,石塀の輻射熱も影響していると思われる。昨秋遅くまで花を付けていたセリ科の植物が,葉を広げ始めていた。
スーパーへ入る前に,手前の窪地に立寄る。何れ程の量の雪を投げ込んだものか,未だ下段への階段は雪に埋もれている。中段から咲き揃い始めたエゾエンゴサクを見下ろす。ピンクの花を付けていた花木は花が塵,葉が随分大きくなっていた。桜は蕾が膨らんでいるが,未だ開花には至っていなかった。最上部の写真が,窪地の桜。
早朝は曇空だったが、7時前から雲が切れて青空が広がって来た。気温も少し上がるとの予報。立体の作業の合間に,落葉や切り残しの茎を集めることにしよう。