08, 05. 2017 蕾を上げた桃


昨朝の晴間には、程なく動きの速い雲が現れ始めた。洗濯機を仕掛け、光線の佳い状態の折を見計らって仕事を進める。昼食後もう一仕事進めて、散歩に出かけた。革のジャケットを着て出かけたが、気温が少し下がった上に風が強く、体感温度は低かった。

葉を広げ始めたシナノキの街路樹を見上げながら、南へ向かう。オオヤマレンゲも、芽吹いていた。公団アパートのレンギョウの生垣は満開で、葉の芽も芽吹いていた。桃の樹を見に立寄る。膨らんだ芽の先端から、ピンクの蕾が覗いていた。来週には、花盛りかと思われた。







鉄道林前の道に出る。窪地から伸びているオニグルミが芽吹いていた、前日見かけたあかしや公園の樹よりも、進行が幾分早い。雪解け水の水量が減ったのか、窪地の水面は少なくなって、叢が現れていた。水芭蕉も、座禅草も、花は最終盤。葉が一層大きさを増していた。





東の住宅街のサルナシも、芽吹いていた。日時計のある公園を通り抜ける。スギナが出始めていた。東の沢に沿って、北へ戻る。沢の樹々の発芽で、沢の東の空は見えなくなって来ていた。





沢を離れて、住宅街を北西に戻る。葉が傷んでいたヤツデを思い出して、立寄った。ヤツデは、幹の下の方で切られていた。この状態で、また芽吹くのだろうかと気に懸かった。南向きのお宅の塀の前で、ヤグルマソウが葉を広げ、花序を上げていた。家に入る前に、庭を一巡する。西側に植えてあるヤクルマソウは、漸く芽を伸ばし始めた所。南向きで陽が当たり、背後からは輻射熱を浴びるのとは、半月近い隔たりがある。内庭のクロフネツツジが、花を開き始めていた。




今朝は雨が降っている。気温は昨日より更に下がって、今日の最高気温は14度の予報が出ている。強かった風が治まったのが、幸い。