16, 06. 2012 ポプラの綿毛


朝から良く晴れた昨日は、僅かながら気温も上がった。風が弱まったので、随分温かく感じられた。ゴミを出すついでに、前日出来なかったスモークツリーの剪定をした。

ハクロバイが咲き出した。高山系の植物で、余り背丈は高くならない。花が黄色いキンロバイの亜種。近くのヤグルマソウは、真っ白になっていた。ハクロバイの傍のサラシナショウマが、花序を上げて来ていた。家の東側のジギタリスの蕾が色付いて来た。







午前中で仕事を切り上げ、午後から札幌に出かけた。人混みを避けて、道庁の北門へ向う。白い綿毛が飛んでいた。ポプラの大木が道庁の前庭にある。樹の所々に、白い綿毛が見える。下がっているのは、花の跡だろうか。綿毛は空中を風に乗って彷徨い、広範囲に広がっていた。





池はスイレンの花が盛りになっていた。池に沿って南へ向う。春に鮮烈な赤い花を付けていたハナノキが朽ちた色の種子を下げていた。葉の形状が他の楓とは異なっている。ズミの樹は、先日図書館の南で見た様に、小さな実を付けていた。




南門の傍のハリギリには、今年も花らしきものが見受けられない。門を出て、南2条通りを西へ向う。街路樹のキタコブシに、花の跡の花芯が見られた。散歩で見上げるキタコブシは何れも大木で、目を凝らしても見付からないが、此処の樹は若木で重心が低い。細くすんなりした形だった。植物園の東の角を北へ曲がろうとして、鮮やかな紫色が目に入った。通りをもう少し西へ進むことにした。



ハクロバイ Potentilla fruticosa バラ科 ギンロバイ